02、九月十三夜 【上杉謙信】

霜満軍営秋気清
数行過雁月三更
越山併得能州景
遮莫家郷憶遠征

【詩の解説】

霜は軍営に満ちて、秋の気は、清く澄み渡っているようだ。
巣へ帰る雁のむれ数行、夜半の月夜にうつる。
見渡せば越後の国の山々、また能州の風景あわせて見れば、はて故郷の家族は我遠く征伐に来ているかを案じているだろうか、今夜は、忘れてこの好景を思い切り楽しんでおこう。


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