10、題道灌借蓑図 【作者不詳】

弧鞍衝雨叩茅茨
少女爲遺花一枝
少女不言花不語
英雄心緒乱如絲

【詩の解説】

一人狩りに出た馬上の武人、急に降り出した雨をしのいで一軒の茅葺の軒を借り、しばらく雨宿りしてここで蓑でも借りようかと戸を叩く。
すると一人の少女が出てきて、山吹の花一枝を差し出した。
少女は一言も話さず、もとより花は無言、受け取った武人なんのことかわからず、心乱れて思いまどうばかりであった。


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